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私の「希望」今でも女性首相 若狭勝さん、小池劇場不発に何思う

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若狭勝さん=東京都足立区で2017年11月2日、根岸基弘撮影
若狭勝さん=東京都足立区で2017年11月2日、根岸基弘撮影

 「希望」は「絶望」に変わった。10月の衆院選で、小池百合子東京都知事率いる「希望の党」の惨敗は、こう例えられた。党設立の中心メンバーだった若狭勝さんは、小池さんから受け継いだ地盤(東京10区)で落選し、引退を表明した。側近が「逆風」の中で見たものとは。【鈴木梢】

「次の次」発言が唯一の食い違い

 「彼女がこれで終わるわけはありません。選挙後に自らおごりがあったと口にしたことは政治家として相当に重い発言です。小池支持は株価に例えると大底を打ったようなもの。だが、右肩上がりで一直線に突き進むより、むしろ一度下落した方が更なる高値に向かい続ける気がします」。淡々とした口ぶりから、失望は感じられない。

 「選挙がうまい」と安倍晋三首相に恐れられていた小池さんが一番の勝負どころで失速した。開票時は出張先のパリで「都知事選と都議選で完勝できたが、今回は完敗」と降伏を宣言した。女性初の首相になるのか、といった公示前の盛り上がりからの激変ぶりだった。希望の党への民進党候補者の合流が全員ではないことを「排除」と表現するなど、きつい印象が致命傷になったのは間違いない。

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