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農and食

農業、農政そして「食」の問題がさまざまにクローズアップされる中、毎日新聞社は「農と食」プロジェクトを展開します。長年取り組んできた全国農業コンクール、毎日農業記録賞、グリーンツーリズム大賞の経験と実績を生かしつつ、報道や各種事業を通して日本の農林水産業の持続可能な発展と地球環境と共生する社会の形成に貢献します。

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農and食・毎日農業記録賞

優良賞2人、喜びの声 /北海道

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牛の世話をする小川美佳さん=中標津町で
牛の世話をする小川美佳さん=中標津町で

 第45回毎日農業記録賞(毎日新聞社主催)の入賞作品が8日、発表された。道内からは優良賞に一般部門で中標津町の酪農業、小川美佳さん(33)の「命に触れて」、高校生部門は大空町の東藻琴高2年、吉岡美礼さん(17)の「オホーツクの小麦を地域に伝える新たな一歩」がそれぞれ選ばれた。

 <一般部門>

「命に触れて」 消費者との橋渡しを 酪農業・小川美佳さん(33)=中標津町

 大都会・大阪で暮らし、パン屋になることが小さいころからの夢だった。それがいま、2度目の結婚で北海道の酪農家に嫁ぎ、乳牛の「繁殖管理」を担っている。命の始まりと終わりに立ち会う大切な仕事だ。

 嫁いで2年半。消費者だったころ、何も考えることなく牛乳を飲んでいた自分が、「生産する側」に回り、見えてきたものがたくさんあった。乳量が減ったり、人工授精を繰り返したりしても妊娠しないと、淘汰(とうた)されてしまう経済動物の現実。

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