２１世紀枠県推薦校に桑名高を初選出　／三重

　県高野連は８日、来春の第９０回記念選抜高校野球大会（日本高野連、毎日新聞社主催）の２１世紀枠の県推薦校に県立桑名高校を選んだと発表した。同校が選出されたのは初めて。

　桑名は制球力の良い深川純投手（２年）を擁し、秋の県大会でベスト１６。準優勝した、いなべ総合と８強進出を懸けて対戦し、２－３で惜敗した。

　進学校として学業と野球部の活動を両立させているほか、試合ができない狭いグラウンドにもかかわらず、実力をつけてきたことなどが評価された。

　２１世紀枠の推薦校は各都道府県から１校を選ぶ。東海地区の三重、愛知、岐阜、静岡４県の推薦校から候補校１校に絞られる。全国９地区の各候補校は１２月１５日に発表され、候補９校から２１世紀枠の出場３校が来年１月に選出される予定。

〔三重版〕