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記者の目

プロ野球 今シーズンを終えて=谷口拓未(東京運動部)

2011年に入団し球界屈指の打者に成長したソフトバンクの柳田悠岐=10月29日の日本シリーズ第2戦で、徳野仁子撮影

鍛えた原石が光放った

 今季のプロ野球はソフトバンクが前評判通りの強さで2年ぶりの日本一へ駆け上がった。12球団トップの年俸総額42億800万円(日本プロ野球選手会が公表、外国人選手は除く)など豊富な資金力が注目を浴びるが、今の戦力は新人選手の獲得や育成の戦略が実った成果と考える。

 ソフトバンクの主力の大半は生え抜きで、柳田悠岐(ゆうき)外野手(29)もその一人。足が速い、打球を遠くに飛ばすなど一芸に秀でた身体能力の高い選手を獲得する方針もあって2010年のドラフト会議で2位指名。当時から豪快なスイングをしていたが、小さくまとめるのではなく、それを長所として伸ばしたという。

 しかも、球団は11年から3軍制を導入。2軍戦でも出場機会が少ない選手は3軍で鍛え、独立リーグや社会人などのチームと試合を重ねる。昨年3月には福岡県筑後市に新球場など施設が完成し、2、3軍の選手は、そこでしのぎを削る。柳田選手は3軍や2軍での競争を勝ち抜き、球界を代表する選手に成長した。70人の支配下登録に入れない、育成ドラフトにより入団した育成契約からはい上がる選手も多く、今季パ・リーグ勝率第1…

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