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ゲノム編集、RNAでも 米研究所チームが発表

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 生物の遺伝情報を精度良く改変できる「ゲノム編集」で、DNA(デオキシリボ核酸)を対象にするのではなくRNA(リボ核酸)を狙って改変する新しい技術を開発したと、米ブロード研究所の研究チームが米科学誌サイエンスに発表した。ヒトを含む哺乳類の細胞に使えるという。

 ゲノム編集は、DNAの狙った場所を切断するなどして、異常のある遺伝子の機能を止めたり、変化させたりする技術。現在広く使われている「クリスパー・キャス9」は、DNAの狙った部位を「案内役」のRNAが探し出し、「キャス9」という酵素が切断することで遺伝子を改変する。

 DNAは遺伝子の保存などを担う一方、RNAは、DNAから必要な情報をコピーして受け取り、細胞内でたんぱく質が作られる場所へ運ぶ役割がある。「原本」のDNAに変異があれば、その情報を受け取った「コピー先」のRNAにも変異が引き継がれ、生成されるたんぱく質に影響するという。

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