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マラソン元日本代表が万引き 摂食障害、追い詰められ 厳しい食事制限、指導で横行

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 「あの時の自分に『だめだよ』と言い聞かせ、やり直したい」。窃盗罪に問われた女性は涙声で言った。栃木県内の小売店で7月、化粧品などを盗んだとして9月に起訴された陸上の世界選手権女子マラソンの元日本代表、原裕美子被告(35)の公判が8日、宇都宮地裁足利支部であった。一流の女性アスリートを何が被告席へ追い詰めたのか。【中川聡子、野田樹、坂根真理】

 原被告は2005年名古屋国際女子マラソンで優勝し、同年のヘルシンキ世界選手権で6位に入賞した一流ランナー。13年に実業団を辞めたが、現役時代から摂食障害に苦しみ、窃盗症(クレプトマニア)が疑われていた。厚生労働省研究班の調査によると摂食障害患者は国内で推計約2万5500人おり、9割が女性。栄養不足による判断力低下や依存癖などから万引きを繰り返すのが典型的症状だ。

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