米テキサス乱射

銃で応戦住民「ヒーロー」規制反対に勢い

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事件現場の教会前で記者会見する捜査当局者=米南部テキサス州サザーランドスプリングスで2017年11月7日、長野宏美撮影
事件現場の教会前で記者会見する捜査当局者=米南部テキサス州サザーランドスプリングスで2017年11月7日、長野宏美撮影

 【サザーランドスプリングス(米南部テキサス州)で長野宏美】「やはり、自衛のための銃は必要だ」。米南部テキサス州の教会で5日に発生した銃乱射事件で、デビン・ケリー容疑者(26)は、反撃に出た住民との銃撃戦と追跡劇の末、自殺に追い込まれた。地元住民も捜査当局者も「応戦した住民はヒーロー」とたたえており、銃規制反対論の追い風となっている。

 米メディアによると、教会近くに住む全米ライフル協会(NRA)の元教官、スティーブン・ウィルフォードさん(55)は、銃声を聞いてライフルを手に、靴も履かず外に飛び出した。教会から逃げるケリー容疑者と撃ち合いになり、容疑者は脚と胴部に1発ずつ被弾。ライフル銃1丁を落としたまま、車で逃走した。

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