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土地取引話

アパ12億円被害 「地面師」9人逮捕

地面師グループによる身分証偽造事件の構図

 大手ホテルチェーン「アパグループ」(東京都港区)の関連会社に東京・赤坂の土地の売却話を持ちかけ、所有者を装って不正に登記申請をしたとして、警視庁捜査2課は8日、会社役員、宮田康徳容疑者(55)や司法書士の亀野裕之容疑者(53)ら9人を偽造有印公文書行使などの容疑で逮捕した。関連会社は購入代金約12億6000万円を支払ったが、土地を取得できなかった。捜査2課は詐欺容疑でも追及する。

 捜査2課は宮田容疑者らが土地を無断で売却する「地面師」グループとみている。

 逮捕容疑は2013年8月、宮田容疑者らが港区赤坂2にある土地(約378平方メートル)の所有者の親族2人を装う「なりすまし役」を用意してアパグループの関連会社「アパ」(金沢市)と土地の売買契約を結び、不正に登記を申請したとしている。捜査2課は認否を明らかにしていない。

 捜査関係者によると、アパは土地の購入代金を支払ったが、登記の審査中に印鑑登録証明書などの偽造が発覚し、申請は却下された。亀野容疑者は申請に必要な書類の準備に関わったという。

 アパは契約を仲介した業者を相手取り、購入代金の返還を求める損害賠償請求訴訟を起こした。東京地裁は13年12月、土地の購入代金約12億6000万円の全額を支払うよう命じている。【黒川晋史、五十嵐朋子】

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