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【カイロ篠田航一】シリアのアサド政権軍は9日、過激派組織「イスラム国」(IS)の国内最後の拠点とされるイラク国境の町アブカマルを奪還したと発表した。国営シリア・アラブ通信が伝えた。ISはこれで、シリアとイラクの都市部の支配地域を全て失ったことになる。残存勢力はイラク国境の砂漠地帯に逃れた模様だ。
アサド政権軍は声明で「IS組織の崩壊を示す」重要な勝利と述べた。ISは7月以降、実効支配していたイラク北部モスル、シリア北部ラッカ、東部デリゾールなどの拠点を次…
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