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野口飛行士

「50代に夢を」19年末からISSに半年

ISSの模型を前に、意気込みを語る野口聡一宇宙飛行士=東京都のJAXAで2017年11月9日午後3時ごろ、斎藤有香撮影

 2019年末ごろから約半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在することが決まった宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一宇宙飛行士(52)が9日、東京都内で記者会見した。

 予定通り打ち上げられると、日本人宇宙飛行士としては最年長の54歳で、ISS滞在中には55歳を迎えることについて「まさか自分が55歳になるまで現役と思わなかった。子どもたちだけでなく、50代にも夢を与えたい」と意気込みを語った。

 野口さんの宇宙への初飛行は05年。03年にスペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故で飛行が凍結され、再開された最初の搭乗だった。2回目は09年で、日本人で初めてロシアのソユーズ宇宙船でISSを往復した。今回はISSとの往復で、米国企業が開発中の新型有人宇宙船に搭乗する可能性がある。

 野口さんは「『初物』の試験は私が担当することになっているようで、宇宙飛行士冥利に尽きる。新型の宇宙船は、宇宙ビジネスの拡大や有人宇宙探査の大きな転換点となる可能性を秘めており、やりがいを感じる」と述べた。

 また、20年開催予定の東京五輪・パラリンピックについては「五輪開催まで現役でいることが一つのモチベーションだったので、感慨深い。宇宙という舞台で日本人代表として国民と感動を分かち合いたい。宇宙で聖火リレーをして、トーチを地球に持ち帰りたい」と話した。

 来月には金井宣茂(のり・しげ)宇宙飛行士(40)の初めてのISS搭乗が予定されており、金井さんは「健康長寿のヒントは宇宙にある」をテーマに、実験などのミッションに取り組む予定だ。野口さんは「私は55歳でISSにいることになるので、金井さんの研究テーマは私も非常に興味がある。最年少の金井さんからたすきをつないでがんばりたい」と意気込んだ。【斎藤有香】

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