２１世紀枠　県推薦校に小倉高　２０日に表彰式　／福岡

　県高野連は１０日、来春の第９０回記念選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高野連主催）の「２１世紀枠」県推薦校に小倉高（北九州市小倉北区）を選出した。２０日に同校で表彰式がある。

　小倉は１９４７年春に準優勝。同年と翌４８年の夏を連覇した古豪だが、甲子園には７８年春を最後に遠ざかっている。今秋の県大会では準決勝進出。夏の甲子園出場校・東筑と延長十一回の接戦の末に敗れ九州大会出場を逃したが、近年の県上位に食い込む実力と「進学校として学業と野球の文武両道が他校に良い影響を与えている」（県高野連）ことが評価された。小倉の県推薦校は３回目。

　１２月１５日に九州全県の推薦校８校から絞られた九州地区２１世紀枠候補校１校が発表される。選考委員会は来年１月２６日で、全国９地区の候補校から３校を選ぶ。例年より４校増の３６校が出場する第９０回記念大会は３月２３日開幕。【近藤勇美】

〔福岡都市圏版〕