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気鋭に迫る

現実と物語、交わる風景 美術家・佐々木愛(41)

 美術家、佐々木愛さんは風景を紡ぐ。ある時は色彩豊かな木々を大胆な筆致でキャンバスに描き、ある時は三角や丸を連ねた網目状の白い森を砂糖細工の技法で壁面に織り上げる。デフォルメされた風景は夢と現実をさまようような知覚体験をもたらし、見るほどに不思議だ。「心に残った風景を最初に見た印象のまま描きたい。目の前の世界と記憶の中の世界が交わる場所を作品にできれば」と語る。

 この作家にとって「場所」は重要な意味を持つ。これまで青森や韓国、オーストラリアなど各地で滞在制作してきた。初めて訪れた土地を歩き、その場所にまつわる神話や昔話を探り、絵画のイメージを膨らませる。「古い物語は現実とは違うけど、本質的な何かが書かれている。場所と距離を縮めるいいきっかけになっています」

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