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湯川豊・評 『詩人なんて呼ばれて』=谷川俊太郎、尾崎真理子・著

 (新潮社・2268円)

批評とインタビューで迫る詩人の姿

 すごい本が出現した。出現した、などと大げさないいかたをするのは、内容がそれほど衝撃的だったからである。

 この本では、批評と、批評される詩人のインタビューでの語りが、みごとに合体している。詩人の足跡を辿(たど)りながらすぐれた詩人論を書き、また聞き手の役割をはたしている尾崎真理子氏は、読売新聞編集委員。名うてのインタビュアーにうながされて、谷川俊太郎氏は軽快に、また詳細に、詩と自らの生き方を語っている。

 そのような詩人論と語りの合体の中で、詩人とは何かという本質的議論と、谷川氏の父・徹三との関係、結婚…

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