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ホールより身近 サロン演奏会の魅力 弾くと聴くを結ぶ、場が続々

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演奏前に曲の解説をする安達萌さん=神戸市中央区のアマデウスで、田中博子撮影
演奏前に曲の解説をする安達萌さん=神戸市中央区のアマデウスで、田中博子撮影

 クラシック音楽を楽しむ場は、コンサートホールに限られているわけではない。「駆け出しの若手演奏家に経験を積んでほしい」「多様な音楽に触れる場をもっと身近に」などさまざまな思いから、関西各地でカフェなどを利用した数十人~100人規模のサロンコンサートが開かれている。【田中博子】

名曲喫茶跡 場所代格安、演奏家サポート

 地下へ続く階段を下りて古びた扉を開けると、ヨーロッパの歴史あるカフェのような落ち着いた雰囲気が広がっていた。阪急花隈駅前、神戸元町商店街の一角にある「クラシックサロン・アマデウス」(神戸市中央区)は2013年、大阪音楽大出身の八木良平さん(43)と京都市立芸術大出身の古川健太郎さん(32)が、閉店した名曲喫茶の設備を使って若い演奏家に貸し出すサロンとして開館した。

 八木さんはピアノ、古川さんはバリトン歌手で演奏活動も続けている。「クラシックはとにかく集客が大変。1年働いてためた金が、自主コンサートを1回開くと消えてしまう」と八木さんは話す。

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