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SUNDAY LIBRARY

小林 聡美・評『新訳 チェーホフ短篇集』『おじいさんに聞いた話』

◆『新訳 チェーホフ短篇集』チェーホフ・著、沼野充義・訳(集英社/税別1600円)

◆『おじいさんに聞いた話』トーン・テレヘン/著、長山さき/訳(新潮クレスト・ブックス/税別1800円)

 チェーホフの戯曲『桜の園』を舞台で演じることになった。『桜の園』はチェーホフ四大戯曲のひとつ。四十四歳で亡くなる最晩年に書かれた最後の作品だ。チェーホフは雑貨店の息子として生まれ、大学で医学を学びながら、家族を養うため新聞にユーモア短編を書きまくり、そこから才能を見いだされ、開花させ、数百の短編、18の戯曲を残した。その最晩年の戯曲には、彼の人生が詰まっているに違いない。

 私の人生はチェーホフさんとは縁がないものと思っていた。だからチェーホフさんのことは恥ずかしいほど知識がなかった。いや、それ以前にロシアに。ロシア人はどんな暮らしをして、どんなことを考えているのか。そんなことも知らずにロシア戯曲が演じられようか。

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