ASEAN

内政不干渉、扱い慎重 「ロヒンギャ」深入りせず

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東南アジア諸国連合(ASEAN)と欧州連合(EU)の首脳会議に出席したミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相=14日、ロイター
東南アジア諸国連合(ASEAN)と欧州連合(EU)の首脳会議に出席したミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相=14日、ロイター

 【マニラ西脇真一、福岡静哉、ジャカルタ平野光芳】東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議で、ミャンマーの少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」が難民化している問題が取り上げられた。ミャンマーの対応を批判してきたナジブ・マレーシア首相は「4月の首脳会議と違い率直に議論できる。明らかな前進だ」とブログに掲載。ただ、首脳会議の議長声明案ではほとんど触れられず、内政不干渉を原則とし結束を重視するASEANでは、敏感な問題であることを印象づけた。

 ブログによると、ナジブ氏は13日の首脳会議で「世界中がASEANの対応を見守っており、組織としてこれ以上黙っているわけにはいかない」と強調。「難民は過激派組織『イスラム国』(IS)の影響を受ける可能性もある」と、早急な対応が必要だと訴えた。インドネシアのジョコ大統領も「問題の複雑さは良く理解しているが、黙っているわけにはいかない」と述べた。両国ともイスラム教徒が多数派を占める。

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