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将棋

第76期名人戦A級順位戦 深浦康市九段-羽生善治棋聖 第26局の5

 図の[後]7五歩が腰の入った攻めで、検討陣はサジを投げたという。[先]5四香に対し、羽生はグリグリの手つきで[後]8五香と打ちつけた。深浦がまたアメを口に運んだ。まだまだ戦う意思表示のように思えた。しかし羽生が席を外すと、深浦から「ハアー」と深いため息がもれた。敗勢の局面を前に、さすがに根性の男もつらそうだった。羽生に弱った姿を見せないのがせめてもの意地だろう。ガリッ、ガリッとアメをかみ砕く音がした。終局は近いと察した。

 羽生が再び、力強い手つきで[後]7五銀。深浦は心の整理をし、形作りをした。終了図から[先]7六玉は[後]7五金、[先]7八玉は[後]8七銀成以下簡単な追い詰みだ。終局時刻は午後9時37分。両者はA級順位戦で6度目の対戦となるが、本局が最も終わるのが早かった。夜戦を想定していたので拍子抜けした。

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