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(晶文社・1998円)
病気とぼちぼち付き合って
大阪大医学部で「病理学総論」を教えている病理学者の仲野徹さん。「病理学」とは病の理(ことわり)、すなわち病気はどうしてできてくるのかについての学問のこと。その講義の内容を「近所のおっちゃんやおばちゃん」にも分かるように解説した。その狙いとは--。【井上志津】
「細胞ってなに」「遺伝子ってなに」「がんってなに」……。病気とはなにか、人間の体はどういうふうにできているのかを易しく、原理的に書いた。9月の発売以来、7刷、2万8000部のヒット。
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