連載

くらしの明日

社会保障のあるべき姿を専門家が論じます。

連載一覧

くらしの明日

私の社会保障論 診療・介護の報酬改定 基本構造にメス入れよ=日本リハビリテーション振興会理事長・宮武剛

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

 来春は診療報酬と介護報酬が同時改定される。障害福祉報酬の改定と生活保護の見直しも加わる。

 消費増税2%を2019年10月へ再延期され、財務省は予算抑制へ強力な牽制(けんせい)球を投げた。筆者も末席に座る財政制度等審議会に提出の検討資料は社会保障全般で178ページに及ぶ。

 その査定項目を見詰めると、分野ごとの構造的な課題も浮かび上がる。

 医療では、人口当たり病床数がフランスの2倍強、イギリスの5倍弱も多い。平均在院日数も飛び抜けて長い。そのため病床当たりの医師数や看護師数は極端に少ない。外来は1人当たり受診回数が西欧諸国の2倍以上も多い。

この記事は有料記事です。

残り809文字(全文1081文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集