メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

サッカー日本代表

一瞬のスキ、突かれる ベルギーに惜敗

競り合うR・ルカク(中央)と長沢(右)。左は槙野=AP

 【ブリュージュ(ベルギー)大島祥平】サッカーの日本代表は14日(日本時間15日)、国際親善試合でベルギーと対戦し0-1で敗れた。通算対戦成績は日本の2勝2分け1敗となった。

 国際サッカー連盟(FIFA)ランキング44位の日本は、前半から粘り強い守備で同5位のベルギーの攻撃をしのいでいたが、後半27分、ゴール前でR・ルカクに頭で決められた。来年のワールドカップ(W杯)ロシア大会に向けた日本代表の欧州遠征は1-3で敗れた10日のブラジル戦(フランス・リール)と合わせ、2連敗で終わった。

危機感も収穫

 わずかな気の緩みだったのか。踏ん張っていた日本の守備網に開いた穴を、ベルギーは見逃さなかった。

 0-0の後半27分。ゴール前でボールを持つシャドリを前後4人で囲みながら当たりきれず、突進を許した。最後は切り返しに吉田が振り切られて左クロス。誰もマークがついていないR・ルカクの巨体が宙に舞い、悠々と頭で決められた。

 「チーム全体の守備はよかった。意思疎通が図れていた」と槙野。3失点したブラジル戦の反省は生かした。機を見て前に出て2人、3人で重圧をかけてボールを奪う。駄目なら引くが最終ラインの位置は高めでコンパクトな陣形を保つ。ベルギーは自分たちの精度の問題もあって攻めあぐねていた。だが、ここぞの能力の高さが、やはり違った。日本は体を投げ出しシュートコースをふさぐなど守備で奮闘したが、耐えきれなかった。

 相手はワンチャンスを決めて勝ちきり、日本は守りきれずに敗れた。その差こそ世界5位から与えられた教訓であり、本大会では命取りになる。ハリルホジッチ監督は試合後、「もう少しでライオンを倒すところまで行ったぞ」と選手たちを「祝福した」という。だが、負けはそれ以上のものではない。

 選手たちは監督の励ましを分かっている。「いい試合をしたと思うし、引き分けられたかもしれないが、それではW杯1次リーグは突破できない。この2試合がW杯なら勝ち点1も取れない状況」と乾。強豪との2連戦で得た危機感も、収穫だろう。【大島祥平】

初代表で存在感

 ○…代表初選出の長沢が落ち着いたプレーを見せた。中盤で井手口と並んで先発。積極的にボールを奪い、攻撃の組み立てでも落ち着いてパスを出すなど存在感を見せた。専大を経てドイツのケルンでプレーした経験を持つ25歳は「守備ができる距離感を保ちつつ、コンパクトにできた」。ハリルホジッチ監督も「たくさん走り、守備もたくさんしてくれた」と及第点を与えた。

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. コンビニ ミニストップが全店舗で成人誌の販売を中止へ
  2. 日馬富士暴行 現場の個室に日本人力士も同席
  3. 日馬富士暴行 貴乃花親方、理事長選で思惑…モンゴル報道
  4. 4乳児遺体遺棄 53歳女逮捕「産んですぐバケツに」大阪
  5. 森友問題 8億円下げ「根拠不十分」…会計検査院

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]