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車で児童9人けが 殺人未遂罪の被告に懲役8年 岐阜地裁

 岐阜県海津市で昨年6月、登校中の小学生の列に車で突っ込み、9人にけがをさせたとして殺人未遂罪に問われた同市の無職、鷲見晴美被告(69)に対する裁判員裁判の判決で、岐阜地裁(鈴木芳胤裁判長)は14日、「一歩間違えば多数の死者を出す危険かつ悪質な行為」として求刑通り懲役8年を言い渡した。

 弁護側は被告が当時、自衛隊などに24時間365日監視されているとの妄想を抱く精神障害の影響で心神耗弱の状態にあったと主張。殺意はなく傷害罪にとどまるとして執行猶予判決を求めていた。これに対し判決は「精神障害の影響は限定的で当時、完全責任能力を有していた」と認定。鷲見被告が事件前、子どもの殺害を示唆する内容をノートにメモし、車で衝突する行為の危険性も十分に認識していたとして殺意を認めた。

 判決によると、鷲見被告は昨年6月30日朝、海津市の路上で、時速40キロで車を走行させ、登校中の小学3~6年10人に殺意を持って衝突。9人にけがをさせた。

 判決後、事故で2人の娘がけがをした40代の父親は報道陣に「事故後、車が後ろから来ると、娘は振り返って止まる状態。鷲見被告のやったことは許し難い」と述べた。弁護側は「控訴するかどうか検討する」としている。【沼田亮】

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