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日馬富士暴行 ファンから「うやむや決着は許されない」

九州場所の雰囲気も暗転 徹底した事実調査求める声

 横綱・日馬富士関がモンゴル出身の後輩力士の前頭・貴ノ岩関に暴行を加えていた問題が14日明らかになり、角界はまた暴力を巡って揺れた。初日から大入りで盛り上がりを見せていた九州場所の雰囲気も暗転。会場のファンからは失望の声が聞かれ、原因究明などを求める厳しい意見も飛び出した。【青木絵美、吉見裕都】

 九州場所開催中の福岡国際センター(福岡市)には14日も多くのファンが訪れた。

 娘や孫と訪れた福岡市西区の会社員、岩元千秋さん(51)は日馬富士関の暴行問題に不快感を示し「何が原因だとしても暴行はスポーツマンとしてあってはならない。貴ノ岩関側が泣き寝入りするようなうやむやな決着は許されない」と徹底した事実調査を求めた。

 佐賀市から夫婦で来た坂口久さん(77)は「横綱は最高の人格者であるべきだ。相撲人気が再び上がってきているところで暴行とは示しがつかない」と厳しい口調で話し「一生懸命やっている他のモンゴル出身力士のためにも(暴行が)事実ならば日馬富士は引退すべきだ」と突き放した。

 一方、14日午後の同センターの会議室。日本相撲協会の幹部に事情を聴かれた後、日馬富士関の師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)は深々と頭を下げ、暴行を事実と認めた。

 日馬富士関の暴行が報道されたこの日の朝も、伊勢ケ浜親方は同センターに呼ばれた。さらに正午ごろには日馬富士関とともに福岡県田川市の貴乃花部屋に向かった。到着した時には、貴乃花親方(元横綱)は同センターに向かうために既に車の後部座席に乗り込んでいた。伊勢ケ浜親方が車に近づいて窓をたたき「もう出るの?」と聞いたが、貴乃花親方は手を上げて応えただけで出発してしまった。伊勢ケ浜親方は貴ノ岩関を捜したが所在は分からず。報道陣の質問に「(訪ねるという)連絡はしていない。まだ間に合うかと思って出てきた」と話した。

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