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金言

バルフォア宣言と日本=西川恵

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 英国がパレスチナの地にユダヤ人の民族的故郷を建設することを約束したバルフォア宣言から今月2日で100年。宣言はイスラエル国家の建設に結び付き、今日に続くパレスチナ問題のルーツとなった。イスラエル政府は祝福し、パレスチナ自治政府は糾弾と、いまも生々しい現実として双方に生きている。

 100年前の1917年、欧州から中東にかけて第一次大戦が激烈を極めていた。英国の戦時内閣は10月、閣議で「英政府はユダヤ人がパレスチナの地に民族的故郷を建設できるよう最大限の努力を払う」提案を採択。11月2日、この内容はバルフォア外相書簡の形で英シオニスト連盟会長ロスチャイルド卿に伝えられた。バルフォア宣言だ。

 英政府にはユダヤ人を味方につけてパレスチナでのオスマン帝国との戦争を有利に進め、また欧州でユダヤ資本の協力を得る狙いがあった。一方で英国は、二枚舌外交でアラブ人にも国家独立を約束し、協力を取り付けていた。

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