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首相所信表明

「丁寧」「謙虚」言葉なく

参院本会議で所信を述べる安倍晋三首相=国会内で2017年11月17日午後1時35分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相の17日の所信表明演説は、安倍内閣では最も短い。学校法人「加計学園」「森友学園」を巡る問題への言及はなく、6月に内閣支持率が急落した時から繰り返してきた「丁寧な説明」「謙虚さ」の言葉もない。今後の国会論戦に臨む真摯(しんし)さが問われる。

 政府は当初、特別国会の会期を数日間にとどめる予定で、首相の演説や実質審議を想定していなかった。演説と衆参両院の代表質問、予算委員会が実施されることになったのは、野党の反発だけではなく、与党にも懸念があったからだ。

 6月に閉会した通常国会では加計問題などへの説明が不十分なまま、与党が強引に幕引きを図り、支持率の急落を招いた。特別国会はそれ以来の首相の本格論戦の舞台となるが、演説には説明不足に対する反省は盛り込まなかった。

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