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米国務長官

スーチー氏と会談 ロヒンギャ問題で懸念表明

 【バンコク西脇真一】ティラーソン米国務長官は15日、ミャンマーの首都ネピドーで、アウンサンスーチー国家顧問兼外相やミンアウンフライン国軍最高司令官と相次いで会談した。少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」が難民化している問題について、ティラーソン氏はスーチー氏との共同記者会見で「治安部隊と自警団員による残虐行為に関する信頼できる報告がある」として、「深刻な懸念」を表明。「公正」な調査を求めた。

     国軍は13日、西部ラカイン州の村人約2800人から聞き取った結果、治安部隊による無実の村人への銃撃や女性に対する乱暴、略奪などは「なかった」とする調査結果を明らかにした。これに対し、ティラーソン氏は、8月25日に始まったロヒンギャの武装集団と国軍などとの戦闘で60万人を超す難民が出ている事態について、「恐ろしい人道危機」と指摘。ただ、ミャンマーに対する経済制裁の発動は「今は適当ではない」と述べた。

     会見では、当初この問題に沈黙していたことを問われたスーチー氏が「多くの声明を出したが、物足りないと感じる人がいるのだろう」と反論する場面もあった。

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