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客の迷惑行為

7割が経験 流通業界、暴言や悪質クレーム

 外食や流通などの労働組合で構成する産別労組「UAゼンセン」は16日、スーパーマーケットや百貨店など流通業界で働く人の約7割が客から迷惑行為を受けた経験があるとするアンケート調査結果を公表し、厚生労働省に対策を求める要請書を提出した。

 UAゼンセンは来店客による迷惑行為の実態を把握しようと、6~7月に加盟労組を通じて調査を実施。5万878人から回答を得た。

 調査結果によると、迷惑行為を受けたと回答したのは3万6002人(約70%)。行為の内容(複数回答)は暴言が2万4107人(約47%)、何度も同じ内容を繰り返すクレームが1万4268人(約28%)などで、土下座を強要された人も1580人(約3%)いた。迷惑行為を受けた人の約9割がストレスを感じ、359人(約1%)が精神疾患になったという。

 回答者の約半数が「迷惑行為が最近増えたと感じる」としており、UAゼンセンは「増加する背景には、顧客から不当な要求があっても耐えなければいけない『お客様第一』の風潮がある」と分析する。【古関俊樹】

◇アンケートに寄せられた迷惑行為の例

・商品返品時に「バカか、謝るしかできないのか」などと1時間近く暴言を言われた

・店で扱っていない商品を売るよう求められ、「仕入れしない方が悪い」「早く仕入れ先に電話しろ」などと怒鳴られた

・背後から尻を触られたり「年いくつ?」などと聞かれたりした

・商品の場所を手で指して知らせたところ「何なんだ、その態度は」と胸ぐらをつかまれた

・女性従業員にセクハラなどをする客を警察に通報したところ逆ギレされ、名前をインターネット掲示板に書かれて中傷された

※UAゼンセンの調査結果から抜粋

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