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公立中

教員96%「部活で悩み」 生徒は6割近く

運動部活動実態調査

 公立中学校の運動部活動で、顧問を担当する教員の96%、生徒の59%が部活動に関して何らかの悩みを抱えていることがスポーツ庁の実態調査で分かった。教員の半数が心身の疲労を訴え、生徒の2割が部活の日数や時間が長いと感じており、双方に負担となっている現状が浮かんだ。同庁は調査結果を基に、今年度中に適切な活動時間や休養日の日数などを含めたガイドラインを策定する方針。

     調査は16年ぶりで、教員の長時間労働が問題化したことを受けて実施した。7月に全国の公私立中高を無作為抽出し、運動部の活動実態のほか教員や生徒の意識を尋ね、824校(回収率98%)から回答を得た。

     公立中の平日の活動日数は休みなしの5日が52%と最も多く、4日が41%だった。活動時間は2~3時間の46%が最多で、1~2時間の26%が続いた。土曜の活動については、「原則毎週」が69%で、「3週程度」も16%。日曜は「原則毎週」が32%だった。

     顧問教員の悩みを尋ねる項目(複数回答)では「校務が忙しくて、思うように指導できない」(55%)のほか、「自身の心身の疲労、休息不足」(52%)「校務と部活動の両立に限界を感じる」(48%)など負担の大きさをうかがわせる回答が目立った。「悩みはない」としたのは4%だった。

     一方、中学生の悩み(複数回答)で最も多かったのは「時間・日数が長い」(20%)。さらに「体がだるい」(16%)「眠くて授業に集中できない」(12%)と、学習に影響が及んでいると感じる生徒もいた。 2016年度の教員勤務実態調査によると、中学校教員が土日に部活動の指導にあたる時間は10年前の1時間6分から2時間10分に倍増。6割の教員の時間外労働が「過労死ライン」の月80時間を超える一因となっている。また、今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)では平日の部活動が3時間以上の中学生は「全くしない」生徒とともに正答率が低くなる傾向があった。【伊澤拓也、小林悠太】

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