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ストーリー

地域で生きる障害者支え(その1) 車椅子の弁護士、奔走

仮設住宅で暮らす橋村ももかさん(右)を訪ねる東俊裕さん(左)。車いすが室内に入らないため、橋村さんは寝た状態で過ごすことが多い。中央は母りかさん=熊本県益城町のテクノ仮設団地で2017年10月31日、野倉恵撮影

 「看板の字、とっても味がある。ありがとうね」

 10月下旬、熊本地震の被災者約1200人が暮らす熊本県益城(ましき)町の「テクノ仮設団地」。部屋のふとんに横たわる県立特別支援学校高等部2年、橋村ももかさん(16)に熊本学園大学教授の弁護士、東(ひがし)俊裕さん(64)が笑いかけた。脳性まひで重い障害を持ち、両目のまばたきと足の動きでコミュニケーションを取るももかさん。頬を緩めると、傍らで母りかさん(45)がうなずいた。

 仮設の狭い部屋では車椅子が使えず、ももかさんは寝たきりでいることが多い。そんな暮らしも1年を超えた。自らも右足が不自由で車椅子に乗る東さんは書が得意なももかさんに揮毫(きごう)を依頼した。<障害者がともに暮らせる地域創生館>。筆は自力で握ることができ、介助者に手を添えてもらいしたためた筆致はおおらかだ=4面に写真。

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