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民間単独では国内初の宇宙空間到達を目指す大樹町の宇宙ベンチャー「インターステラテクノロジズ」が、2度目の小型ロケット打ち上げに向けて機体製造などの準備を本格化させている。稲川貴大社長(30)は毎日新聞の取材に、2号機を年明け早々にも完成させて、「来春にも打ち上げたい」と意気込みを語った。【鈴木斉】
イ社は7月30日、大気圏と宇宙空間の境界とされる高度100キロ超えに挑み、同町から観測ロケット「MOMO(モモ)」初号機を打ち上げた。しかし高度約20キロで機体損傷による通信トラブルが起きたためエンジンを緊急停止させ、機体は海上に落下。目標は達成できなかった。
機体損傷の原因究明と同時に、異常発生までの66秒間に得られた成果を確認し、9月に新機体「MOMO2号機」の設計に着手。今月に入って製造作業を開始した。
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