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身じまい練習帳

滝野隆浩・社会部編集委員が、墓、相続、葬儀といった人生の最期をいかに迎えるかを皆で考えます。第1・3月曜日更新。

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新しいCo-Minkanの可能性

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「Co-Minkanには可能性がたくさんあります」と語る横山太郎医師
「Co-Minkanには可能性がたくさんあります」と語る横山太郎医師

 横浜市立市民病院の横山太郎医師(37)が公民館の改革をしている。訪ねてみると、少々違うという。「私がいまみんなで進めているのは、新しい形の<こうみんかん、Co-Minkan>なんです」

 もともとは腫瘍内科医。それが横浜市の実家の医院でお年寄りの家を回る訪問医療を経験するうちに、「人生最後のときの過ごし方を誰が決めるのか」という大問題にぶち当たった。医師か? 医療面だけで済む話ではないし、多死時代を迎えて医師の数が足りない。ならば患者とその家族。あとは病気の経験者、みとりを経験した人など。みんなで一緒にそれぞれの形で支えられたら--頭に浮かんだのが「公民館」だった。

 既存の施設は法律で設置が決められている。ならば、自分たちでつくろう、と。「子供も人生の先輩であるお年寄りも、障害者も、認知症の人だって気軽に集まれる場所があれば楽しいでしょ!」

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