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ピロリ菌胃炎を画像診断 専門家並み正答率、即座に

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 胃がんの前段階となる「ピロリ菌胃炎」の内視鏡画像診断で、専門医に匹敵する能力を持つ人工知能(AI)を開発したと、民間クリニックや大阪国際がんセンターなどのチームが医学誌イーバイオメディシンに発表した。約400人分の1万枚以上の画像を3分あまりで分析し、発症の有無の正答率は9割近くに達した。内視鏡医の作業を軽減し、病変の見逃し防止に役立つと期待される。

 開発したのは、「ただともひろ胃腸科肛門科」(さいたま市)の多田智裕院長ら。まず、ピロリ菌感染者と非感染者計1750人分の胃の内視鏡画像3万2208枚について、胃の入り口や出口など八つの領域に分類し、病変や健康な状態をディープラーニング(深層学習)という手法でAIに学習させた。その上で、内視鏡検査受診者397人分の画像1万1481枚に、ピロリ菌胃炎があるかどうかを判断させ、内視鏡医23人と競わせた…

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