- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

昨年度、県内の保健所に収容された犬や猫が3896匹となったことが県の集計で分かった。前年度と比べて797匹減ったが依然として高い水準で、全体の4分の3は殺処分された。県は、一般の人に一時世話をしてもらうボランティア制度を設けるなど対策に乗り出している。【植松晃一】
県生活衛生課によると、保健所が昨年度に収容したのは、犬2509匹、猫1387匹。年度をまたくが約100匹が元の飼い主、約850匹が新たな飼い主に引き取られた。しかし、それ以外の犬と猫は殺処分された。
保健所に収容されると、犬や猫は5~7日間、元の飼い主が名乗り出るか、新たな飼い主の登場を待つが、いずれもなければ殺処分される。昨年度に収容された犬の74・7%、猫の77・8%で引き取り手が現れなかった。
この記事は有料記事です。
残り756文字(全文1091文字)