東芝

物言う株主、圧力も 増資後、株価上昇狙い

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 経営再建中の東芝は19日の取締役会で、6000億円の第三者割当増資を決議した。引受先になる国内外の投資家には、旧村上ファンドの出資者が設立したエフィッシモ・キャピタル・マネージメントなど「物言う株主」も名を連ねる。予定している半導体メモリー子会社「東芝メモリ」の売却が遅れても債務超過の解消で上場が維持できる一方、売却後の再建の道筋が見えない東芝に、厳しい経営改善策を要求する可能性がある。【横山三加子、古屋敷尚子】

 東芝は海外を中心とする約60の投資家に第三者割当増資を実施する。1株約263円で発行し、来月5日に完了する。多くの投資家が東芝株の取得に動いたのは、現在の株価を「割安」と見ているためだ。東芝の株価は米原発子会社で巨額損失が発覚した昨年12月末以降4割近く下落したが、本業は黒字経営のため、増資によって経営が安定すれば値上がりが見込めると判断した模様だ。エフィッシモは既に東芝株を買い増して議決権の9…

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