メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

くらしの明日

私の社会保障論 介護予防の重要性 転びにくいまちづくり=千葉大予防医学センター教授・近藤克則

 人は誰でも転ぶ。一度ならたまたまだが、二度あることは三度ある。何度も転倒した人は骨折したり、しなくても寝たきりになりやすく死亡率も高い。それが分かってきたので、予防に向けてどういう人が転びやすいのか研究されてきた。例えば筋力が低下した人、バランスの悪い人、歩くのが遅い人などである。

 心理面に着目すると「また転ぶのではないか」と不安を持っている人は、外出を控え、やがて気持ちがふさぎ込みうつ状態になる。うつ状態になると閉じこもり、ますます体力や筋力、バランスも低下し転倒しやすくなる。悪循環である。

 社会的な特徴に目を向けると、所得の低い人や教育を受けられなかった人、結婚していない人は転倒や骨折しやすかったりするから驚きである。そういう人ほど閉じこもりになりがちで、歩行量が少なく、うつも多くなるからだろう。

この記事は有料記事です。

残り750文字(全文1106文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」 安倍首相答弁を否定

  2. 東京マラソン 一般の参加料は返金せず 国内ランナー1万6200円 来年の出走権付与

  3. 東京マラソン 一般参加取りやめ、エリートのみ200人規模で実施 新型肺炎

  4. 「参加費返して」「やっと当たったのに…」 東京マラソン 一般参加者とりやめ、返金せず

  5. 阪急宝塚線 急行にひかれ男性死亡 9万4000人影響 大阪・豊中

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです