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大阪市下水工事

数億円不正の疑い 業者、安い資材で差額

不正に使われた白紙伝票(画像の一部を加工しています)

 大阪市発注の下水道工事で、下請け業者が市の指定より安い資材を使ったのに、伝票を偽造して正規の資材を使ったように見せかける不正が横行していたことが分かった。複数の業者は毎日新聞の取材に「約10社が数年前から偽装していた」と証言しており、市が2016年度までの5年間に発注した約200件の大半で行われ、合計数億円の差額が不正な利益になった疑いがある。背景には市のチェックの甘さや一部の市職員が黙認していたとの証言もあり、市が先月下旬から業者への調査を始めた。

 不正があったのは、下水管の入れ替え工事。市は12年度から、工事で掘削した穴の埋め戻し材として、下水道の汚泥をリサイクルした「下水汚泥溶融(おでいようゆう)スラグ」を混ぜた土を使うことを必須条件とし、設計書などに明記。工事単価を高めにしていた。

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