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時代の波にもまれる日本企業や組織を描く「変革」第11部は、04年の球界再編問題から大きく変化してきたプロ野球のパ・リーグに迫る。

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第5部 JR東日本/4 「絶景鉄道」地元の覚悟

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紅葉の見える只見川第7橋梁を走る只見線の列車。2011年の豪雨災害で橋は流出した=福島県金山町で2008年11月、奥会津郷土写真家・星賢孝さん撮影
紅葉の見える只見川第7橋梁を走る只見線の列車。2011年の豪雨災害で橋は流出した=福島県金山町で2008年11月、奥会津郷土写真家・星賢孝さん撮影

 東日本大震災から4カ月後の2011年7月、新潟県と福島県を豪雨災害が襲った。両県の山間部2市6町を結ぶJR只見線(約135キロ)は大部分が不通となった。12年秋までに順次復旧したが、只見川にかかる3本の橋が流された会津川口(福島県金山町)-只見(同県只見町)間(約28キロ)は復旧見込みが立たなかった。

 「絶景の秘境路線」。只見川の鉄橋をわたる車窓から望む四季折々の渓谷美はこう絶賛されてきた。一方、只見線の利用者数はJR東日本管内ワースト2位。不通区間の片道1便の平均乗客数は8人、年間の赤字は約3億円。復旧費用は80億円以上と見積もられた。

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