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明日がみえますか

第6部 揺れる国際貢献・技能実習/上 借金し来日、自由なき身 手続き料、相手国任せ

 「絶対、帰りたくない」。ベトナムから来日した外国人技能実習生のチャン・バン・ハーさん(25)は昨年11月、実習の受け入れ団体の職員に連れてこられた岡山空港で泣きわめいた。「新しい職場に行く」と言われていたのに突然、帰国を命じられ、ベトナム語と中国語、片言の日本語で抗議して何とか逃げ出した。

 戻れない理由があった。銀行と高利貸から計約100万円を借金し、母国の送り出し団体に手続き料(約75万円)と保証金(約25万円)を納めて来日したが、低賃金で返済は滞っていたからだ。

 この4カ月前、広島市の食堂運営会社に受け入れられ、大阪府内の官公庁の食堂に派遣された。仕事は少なく手取りは月約1万5000円で、母国のレストランで働くよりも待遇は悪かった。

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