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とちぎのお酒で乾杯!

透明タンクで醸造観察 水族館で着想

 栃木県小山市の酒蔵「西堀酒造」が透明な「酒だる」を使って、日本酒の仕込みを行っている。水族館で使用するアクリル樹脂を用いた特注タンクで、コメが日本酒に変化する様子が手に取るように分かる。「全体が透明なタンクは他に聞いたことがない」(栃木県酒造組合)といい、特許申請も行った。西堀和男社長(59)は「醸造の様子を観察して、酒造技術を高めることができる」と期待している。

 日本酒造りは通常、ほうろう製のタンクや木おけで行われ、発酵の進み具合は上部からしか確認できない。「透明なタンクなら、側面から直接観察できる」。西堀社長は、東京都内の水族館を見学した際に思いついたという。最初は既存の醸造用タンクを手がける企業に製造を相談したが、前例がないと断られ、最終的に広島市にある水族館の水槽を手がけるメーカーにたどりついた。

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