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景観阻害訴訟

「和布刈納骨堂」和解へ 北九州市が代替地

納骨堂が建設される予定の代替地=2017年11月24日午前10時52分、宮城裕也撮影
当初の納骨堂建設予定地(鳥居の右側)

 関門海峡に面する北九州市門司区の和布刈(めかり)神社が境内に計画した納骨堂建設を巡り、眺望が損なわれることを理由に建設を不許可とした市に対し、神社側が建設許可などを求めて福岡地裁に起こしていた行政訴訟が来年1月にも和解する見通しとなった。和解案は予定地から少し離れた市有地に神社が納骨堂を建設するという内容で、市が24日、市議会議会運営委員会に報告した。和解承認を求める議案が12月1日開会の定例会に提出される。

 神社は2010年2月、鉄筋コンクリート4階建ての納骨堂の建設許可を市に申請したが、市は「関門海峡の景観が阻害される」などとして、同年11月、風致地区条例に基づいて不許可とした。同月、神社が提訴し、裁判所から和解勧告があった13年以降、和解協議が続いていた。

 神社は関門橋のたもとにあり、神社の境内も含め、周囲は和布刈公園として関門海峡を望む景勝地となっている。和解案は、当初の建設予定地(約700平方メートル)と、約160メートル南にある代替の市有地(約1000平方メートル)とを相互に賃貸借する内容。互いの賃貸借料は同程度になる見込みで、神社は代替地に納骨堂を建設する。市は当初の建設予定地に遊歩道を延ばすなどし、公園の一部として整備する方針。

 和解の理由について市は「景観の保全と地区の観光振興を図ることができる」と説明した。神社は「和解成立前なのでコメントは控えたい」としている。【井上卓也】

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