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本願寺名古屋別院

これが北斎描いた大だるま 200年前

200年前を再現して境内に描かれた葛飾北斎の大だるま絵=名古屋市中区の本願寺名古屋別院で2017年11月23日午前11時40分、木葉健二撮影

 200年前、北斎が120畳もある和紙に大だるまを描いた--。名古屋市中区門前町の本願寺名古屋別院(西別院)で23日、そんな当時の興行を再現するイベントが開かれ、多くの見物客が訪れた。

 1817年10月5日、名古屋に滞在していた浮世絵師、葛飾北斎は西別院で、わらやそば殻の筆をさばき、即興で巨大な達磨(だるま)大師の半身を表現してみせた。町中で話題になったという。

 再現イベントは、西別院が来年開創300年を迎えるのを記念して企画した。愛知県立芸術大の文化財保存修復研究所模写制作班や市博物館からの協力を得て、当時の素材や技法を取り入れた。

 この日は、手すき和紙1800枚を一つにつないだ和紙を境内に敷いた。縦約18メートル、横約11メートルあり、120畳分だ。筆は、米俵5俵分のわらを使った大筆と中小筆の3種を用意した。同模写制作班代表の藤田哲也さん(39)ら3人が、達磨大師の鼻から描き始め、約2時間で仕上げた。

 西別院の担当職員、熊谷総持(そうじ)さん(35)は、「当時のようにいろんな人が気軽に足を運んで、文化や伝統を一緒に楽しむ場所にしていきたい」と話した。【多和田奈々】

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