カワウ

ピーク時の2割に 集団営巣地が分散化 県環境審答申案「広域的な対策が必要」 /滋賀

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羽を大きく広げるカワウ=大津市内で、山本直撮影
羽を大きく広げるカワウ=大津市内で、山本直撮影

 フン害やアユなどの魚の補食被害が問題となっているカワウの県内生息数がピーク時の5分の1に激減したことが県の調べで分かった。一方、コロニー(集団営巣地)は分散化しており、県環境審議会は「コロニーの分散化で漁業被害の悪化を感じている漁協もある」と指摘。県の第3次カワウ管理計画に「コロニーが河川や内陸部にも作られており、早い段階での管理、対策が必要だ」とする答申案をまとめた。【北出昭】

 カワウは日本の在来種。県によると、1970年代には全国で約3000羽になり絶滅の危機に瀕したが、環境の改善などから増え始めた。県内でも一時、生息が確認されないまでに減ったが、1980年代に竹生島(長浜市)と伊崎半島(近江八幡市)を2大コロニーにして大繁殖、ピーク時の2004年から09年までの間は3万~4万羽で推移。騒音やフンの悪臭、営巣のための樹木の枝折りなどによる枯死、漁業被害など大きな社会問…

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