東京・芝のエレベーター事故死

事故から11年「やっと」 遺族、シンドラー社と和解

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今も契約したままの息子の携帯電話にコールする市川正子さん=2017年11月4日、近松仁太郎撮影
今も契約したままの息子の携帯電話にコールする市川正子さん=2017年11月4日、近松仁太郎撮影

 東京都港区のマンションで2006年に都立高2年の市川大輔(ひろすけ)さん(当時16歳)がエレベーターに挟まれて死亡した事故から11年。遺族が製造元の「シンドラーエレベータ」(中央区)などに損害賠償を求めた訴訟は24日、東京地裁(岡崎克彦裁判長)で和解が成立した。

 他に遺族と和解したのは、マンションを所有する港区や、エレベーターの保守管理会社「エス・イー・シーエレベーター」(台東区)など。

 和解は、シ社や港区などが遺族に「深い遺憾の意」を示し和解金を支払う内容で、金額は明らかにされていない。再発防止に向けた取り組みの確約も盛り込まれた。和解金の一部は、遺族や支援者らが事故の再発防止活動を続けるための基金の創設に充てられる。港区が所有・管理する全エレベーターに事故防止装置を取り付けることも約束された。

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