会員限定有料記事 毎日新聞
周南市で昨年7月、県立高校2年の男子生徒(当時17歳)が自殺しました。遺族が「いじめが原因なのでは」と訴え、県教委の第三者委員会が昨年8月から調査を開始しました。それから1年3カ月。第三者委は今月21日、記者会見で調査報告書の概要を発表しました。遺族は調査が尽くされていないと県知事に再調査を要請する意向です。
我が子を亡くした親たちは「どうして助けてやれなかったのだろう」と悲嘆にくれます。そして「我が子に何があったのか、事実を知りたい」と望みます。学校でいじめや指導の行き過ぎがあったのなら、子どもたちが同じ苦しみを抱くことがないように生徒や先生、学校に教育委員会に変わってほしいと願います。それが我が子の死を無駄にしないことだ、と。
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