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板門店

迫る緊迫感、通信の自由なく 北朝鮮の見学ツアーに参加

 朝鮮半島を南北に断つ軍事境界線上の「板門店」(パンムンジョム)。その共同警備区域(JSA)内で13日、北朝鮮の兵士が韓国へ逃げ込み、銃撃され一時重体となった。警備の厳しいJSAからの北朝鮮兵士亡命は珍しく、銃撃には自動小銃まで使われたとみられる。板門店は南北分断の象徴だが、平時は韓国と北朝鮮側の双方からの観光ツアーに組み込まれるなど観光資源でもある。私は北朝鮮側のツアーで現地を訪れたことがあり、事件の報に接して板門店の緊迫感が脳裏によみがえった。【岸達也/統合デジタル取材センター】

 板門店は韓国の首都ソウルから北西に直線距離で約50キロ、北朝鮮の首都平壌(ピョンヤン)からだと南東、約150キロに位置する。

 JSAは、1953年7月の朝鮮戦争休戦協定を受けて設けられた東西約800メートル、南北約400メートルのエリアで、境界線の南側は韓国軍や米軍を中心とした国連軍が、北側は北朝鮮軍が警備している。南北関係が良好な時には、JSA内で軍事ホットライン開設などを話し合う南北将官級協議や、境界線に近い北朝鮮内にある開城(ケソン)工業団地の運用に関する実務協議も開かれ、当局者が相互に訪問してきた。観光客は韓国…

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