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変革

第5部 JR東日本/6 突風脱線事故を教訓に

羽越線事故の慰霊碑に花束をささげる冨田社長(手前)=山形県庄内町榎木で2016年12月25日、高橋不二彦撮影

 気になったら、ちゅうちょなく列車を止めろ--。JR東日本が全ての運転士を対象に毎月実施している安全研修。ベテラン社員は若手に繰り返し言い聞かせる。社長の冨田哲郎(66)ら多くの社員にとって、乗客5人が犠牲になった12年前の事故の記憶が今も鮮明だからだ。

 2005年12月25日夜、時速約100キロで走るJR羽越線の秋田発新潟行き特急「いなほ14号」が、山形県庄内町の鉄橋を過ぎた直後、突風に吹き飛ばされた。盛り土された線路から脱線した6両編成の列車のうち前の3両が3~4メートル下に転落、大破した。クリスマスの夜、幼い子どもたちとゆっくり過ごす暇もなく、関西方面へ出張に向かった男性会社員らが犠牲となった。

 瞬間風速は推定40メートル。一瞬で吹き抜ける風をとらえるのは難しかった。だが、「現場の判断で列車を…

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