北朝鮮ミサイル

核軍縮後退、懸念の声 広島・国連会議

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在日コリアンが多く住む大阪・鶴橋の商店街で北朝鮮の弾道ミサイル発射を伝えるテレビ画面=大阪市東成区で2017年11月29日午前10時13分、平川義之撮影
在日コリアンが多く住む大阪・鶴橋の商店街で北朝鮮の弾道ミサイル発射を伝えるテレビ画面=大阪市東成区で2017年11月29日午前10時13分、平川義之撮影

 北朝鮮が弾道ミサイルを発射した29日、広島市では政府関係者や軍縮の専門家らが核兵器廃絶への方策を話し合う国連軍縮会議が開幕した。会議の参加者や傍聴に訪れた被爆者からは北朝鮮への非難とともに、核保有国などが核抑止の必要性を強調して核軍縮が後退することへの懸念の声も出た。

 会議の冒頭で松井一実・広島市長が北朝鮮のミサイル発射に触れ、「こういう状況だからこそ冷静に、あるべき姿に向けた議論を期待したい」とあいさつした。続いて中満泉・国連軍縮担当上級代表が北朝鮮の核開発について「核不拡散体制を傷つけるもの」と懸念を表明した。

 会議に参加しているドイツのアンゲラ・ケイン元国連軍縮担当上級代表は「前回のミサイル発射から時間がたっておらず、許されない行為。緊急に対応しなければいけない問題だ。広島で軍縮会議を開催していること自体が、こうした行為をしてはならないという警告になる」と話した。

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