名古屋市の河村たかし市長は29日、かつて市営地下鉄東山線の名古屋-伏見間に計画された「柳橋駅」の新設に向け、構想を具体化する調査費を2018年度当初予算案に計上する方針を表明した。新駅実現への第一歩となるが、巨額の建設費など課題は多く、今後の展開は流動的だ。
同日の市議会一般質問で斎藤高央市議(自民)の質問に、河村市長は「新駅をまちづくりの起爆剤にし、柳橋市場を世界に冠たるグルメ天国にしよまい」と答弁した。
駅の予定地は名古屋駅の南東にある柳橋中央市場の近く。市交通局によると、駅は1957年の同線開業前の計画にあったが、利用者が少ないとの予想から見送られ「幻の駅」と呼ばれる。将来の駅開設に備えたような全長約150メートルの構造物があるという。
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