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太平洋戦争末期の沖縄戦で家族を亡くしたり、負傷したりするなどした66人が国に1人あたり1100万円の損害賠償と謝罪を求めた「沖縄戦訴訟」の控訴審判決が30日、福岡高裁那覇支部である。1審・那覇地裁判決(2016年3月)は訴えを全面的に棄却。原告側は身体的な被害だけでなく、心的外傷後ストレス障害(PTSD)など今も刻まれる「心の傷」(トラウマ)を訴えており、高裁の判断が注目される。
激しい地上戦となった沖縄戦では、軍人・軍属を含めて12万人以上の県民が亡くなったとされる。沖縄戦の民間被害者への損害賠償を求めた訴訟は初めてだったが、1審判決は「日本国憲法施行前の行為について国に賠償や謝罪を求めることはできない」と退けた。
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