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鹿苑晋史さん=書の甲子園団体で初優勝した大分南高校の講師

鹿苑晋史(かぞの・しんじ)さん(35)

 「生徒に、一番になる景色を見せることができた」。大分南高校書道部を「書の甲子園」(第26回国際高校生選抜書展)団体の部で初優勝に導き、笑顔がはじけた。

 自身が「書」に打ち込むと決めたのは、高校時代に半年間過ごした病室のベッドの上だった。ラグビー選手に憧れていたが、高校2年で急性腎不全を患い、休学して入院。ラグビーを続けられなくなり、「自分にあった新しいものを見つけよう」と考えた。そして出した答えが、小学校2年の時に亡くなった父が教えてくれた「書」だった。

 復学後、書道部に転部。がむしゃらに字を書き、高校3年で毎日書道展に入選、卒業後も20代で2度毎日賞に輝いた。

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