メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

科学の森

進化するHIV治療 あす世界エイズデー

 かつては死に至る病と恐れられたエイズだが、現在は原因となるヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染しても、1日1回1錠の薬で通常の生活を送れるようになった。12月1日は世界エイズデー。治療や予防など医療技術の最新事情と課題を探った。【伊藤奈々恵】

 ●免疫の司令塔破壊

 「(感染判明後)20年も生きられるとは思わなかった。陽性でも治療すれば健康な人と同じように生きられることを知ってほしい」。HIV陽性者を支援するNPO法人「ぷれいす東京」のスタッフで、1997年に陽性と判明した佐藤郁夫さん(58)は語る。米国で最初の患者が見つかってから36年。HIVの治療技術は飛躍的に進歩している。

 HIVは、血液中の免疫細胞の中で、司令塔の役割を果たす細胞に感染する特徴がある。このため、病気から体を守る免疫機能が弱まり、普通の人なら問題ない細菌やウイルスにも感染しやすくなる。こうした疾患を発症した状態がAIDS(エイズ=後天性免疫不全症候群)だ。

この記事は有料記事です。

残り1327文字(全文1746文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. コロナで変わる世界 <医療編 インタビュー②>大山加奈さん コロナ禍での不妊治療「不安だったが待っていられなかった」

  2. フォーカス 松下洸平 ドラマ「#リモラブ」青林風一役 恋がほぐす頑固な心

  3. ORICON NEWS 映画『コナン』来年4・16公開決定 高山みなみ「ワクワク感高めていきたい」 新プロジェクトも発表

  4. 不法残留の疑い ベトナム人3人逮捕 梨の窃盗事件で家宅捜索 埼玉県警

  5. 特集ワイド 国民・山尾議員、一躍「党の顔」 「永田町の常識」と決別、新たな野党像模索

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです